Eco-Eco Life - エコで行こうっ
       その1   Ecoとワタシの出会い

べつにケチケチしたいわけでもないけど、エコな暮らしはなるべくしたいと思って生活しています。

10代から20代前半を過ごしたアメリカは、当時、エコの正反対を行く習慣。家も学校もセントラル空調で24時間付けっぱなし、乗ってた車は、ハイブリッドどころか超燃費悪いアメ車、NYCやその他大都市以外の町では公共交通機関はほとんど機能していないのでどこへ行くのも当然車っ、リサイクルと言う概念は聞いたことなかったし、ゴミの分別も缶と瓶以外はたいしたことなかったしなぁ。べつにアメリカが悪いって言ってるわけじゃ全然なくて、私が暮らした頃は、まだエコとか省エネって言う時代じゃなかっただけですね、きっと。

そんな暮らしをしてきた私が大学卒業と同時に就職した仕事でヨーロッパに暮らすようになってから、リサイクルと言うか、古いモノ、使い古したモノを大切にする、あるものを利用する、再利用する、物を大切に使うと言うことを学びました。

私が数年間暮らした東欧にあるそのおうちは、築80年を越していました。厚さ20cmを超える壁石でできた地上2階、地下1階の造りは、冬は暖かく、夏は涼しい設計。まだ、エアコンを備えた家はそれほど多くなかった1997年、快適に過ごしたものです。

ヨーロッパは夏は窓を全開にして過ごすのが普通。クーラーはそれほど普及していませんでした。厳しい冬の間は、玄関から階段、廊下、洗面所を含め全面セントラルヒーティングが完備されているので家の中では冬もTシャツ1枚。このセントラルヒーティングは各家庭のスチームパイプに市から供給される暖房システムなので、排気もなく地球に優しいものでした。

長い冬が来る前の夏、自宅の庭や田舎のセカンドハウスにたわわに実るさまざまなフルーツや野菜を瓶詰めする作業が行われ一家総出で手伝います。チェリー、イチゴ、ベリー類、葡萄などは、砂糖漬けやリキュールにされます。お野菜は、ピクルスにされます。地下の食品庫にはずらーって大小さまざまな瓶が並ぶその姿は圧巻!ワタシも仲良し家庭の収穫を何度も手伝いました。豚や牛のの解体にはさすがに参加しませんでしたけどっ。当然、レトルト食品なんて買わないし、自分で作れる時に作っておくのが鉄則!どこの家でも取り仕切るのはじいちゃん、ばあちゃん。貫禄ありますよっ!

その後、フランスで暮らす機会もあったのですが、やっぱり古いものを大切に使っていますね。友達のアパルトマンも築80年くらいでワタシのおうちと同じくらいでした。中はとてもモダンにパリジャンヌらしくアートな空間になってました。彼女いわく、新しいモノには魅力を感じないの、古いモノに私自身が息を吹き込めるのが幸せ、って言ってましたね。なるほどね〜

TOPへモドル
Ecoその2へいく
inserted by FC2 system